同性婚に反対する意見

LGBT当事者orアライによるレポート。今回は同性婚についてです。

同性愛者はなぜ「結婚」というものにこだわるのでしょうか。
アメリカでは65万世帯に上ったが、彼らにとって結婚とは異性愛者にだけ認められた「特権」であり、法的な婚姻関係にないと、相続や税金などの優遇措置が得られず、不利益を被ってしまうからです。世界では同性婚が徐々に認められつつあります。

日本においても渋谷区でパートナーシップ条例が提出されました。それにより渋谷区では同性同士でも結婚に相当するという事になりました。
また、2017年4月5日には大阪市の30代と40代の男性カップルを里親として認定したことがニュースで報じられました。2人は10代の男の子を預かっています。
これらに対して、保守派から抗議の声が次々に上がりました。その保守派の主張は「我が国の伝統的な家族観を破壊している」という立場で反対している意見がほとんどです。しかし、もう少し具体的な反対意見をここで2つ取り上げてみます。

1つ目に、「同性カップルが親だといじめられる」、「子供がかわいそう」といった子供の立場に立った反対意見が最初に挙げられます。
今でも日本では、一般的な家庭では父親と母親がいて、何らかの事情で、母子家庭や父子家庭であってもそれらについて子供たちも理解することができます。
しかし、同性同士の両親というのは大人でも理解が難しく、未熟な子供にとってみるとさらに理解しがたいもので、何もせずに放っておけば確実にいじめの対象になると思います。そのため、同性カップルが里親として子供を迎える場合は、子供の意思を慎重かつ最大に尊重して、仮にいじめの対象となった場合に備えて学校側と対策を練る必要性があります。

2つ目に少子化を助長する可能性があるという事です。人間は同性同士では子供を作ることはできません。
同性カップルが認められていくと、人口が減少していくのではないかという主張です。しかしこれは的外れな意見だといえよう。アメリカを例にとると、同性婚を認めている州が他の州に比べて、出生率の低下は緩やかであったことから、まったく相関関係はありません。

最後に、同性婚が認められることで起こるメリットを取り上げます。
「資源利用の効率性」という考えがあり、1人で生きるよりも2人で生活するほうがより効率的で人々の効用も上昇することが挙げられます。また一方で同性婚を認めた国ではウェディング産業が活性化したという例もあります。

今週の記事まとめ

今週公開した記事をまとめてご紹介します!

「LGBTに偏見はない」という人は本当に偏見がないのか

LGBTという言葉をきいたことがないひとでも、「ゲイ?私は全然偏見とかないから大丈夫だよ」という人がいます。
しかしこの台詞を聞いたことのある人は思った人もいるかもしれません、「本当にそうなのか」?
偏見を持っている人が少ないと言われる若者に関してです。

「LGBTに偏見はない」という人は本当に偏見がないのか

世界一LGBTに優しい国、オランダ

米リサーチ会社ギャラップが実施した「自分の住む国がLGBTにとって暮らしやすいか?」を聞いた国際世論調査結果でオランダが1位にランクインしました。

世界一LGBTに優しい国、オランダ

LGBTインタビューvol.11 杉山文野さん

約11万人が参加したTOKYO RAINBOW PRIDE 2017。今回は共同代表を務める杉山文野さんに、TOKYO RAINBOW PRIDEについて、そしてLGBTダイバーシティについて、お話を伺いました。

interview

性自認とは何か?

LGBTについての説明をする際に、「大きく性自認と性的指向で分ける」という言われ方がされます。
性自認に関して言えば、男女かどちらでもない(Xジェンダー)と言われることがほとんどですが、今回はこの性自認という概念について、もう少し細かく考えてみたいと思います。

性自認とは何か?

性自認とは何か?

LGBTについての説明をする際に、「大きく性自認と性的指向で分ける」という言われ方がされます。
性自認に関して言えば、男女かどちらでもない(Xジェンダー)と言われることがほとんどですが、今回はこの性自認という概念について、もう少し細かく考えてみたいと思います。

性自認は、どのようなところからくるのでしょうか?生まれて物心がつく前から、性別違和を感じていたということはないかと思います。
今回は大きく3つの面で、性自認というものを分けてみます。

身体的な性自認

性別違和を感じている人の中で、第二次性徴における男女の特徴が表れた際に、自認をしたという声が多くあります。
男性で言えば体格のよさやひげなどの体毛、声の低さなどがあり、女性で言えば生理や胸のふくらみ、声の高さなどがあるかと思います。
自身の身体にいわゆる男女の特徴が表れていることに、強い違和感を感じるパターンや、逆にそれを肯定的に捉えているパターンがあるかと思います。
身体的な意味での性自認が異性に近づくほど、性別適合手術を望む人の割合も高いと言えるでしょう。

他者からの認識としての性自認

社会的な性、ともいえるかもしれません。
他者と接する中で、自身を男性としてまたは女性として扱わってほしいという欲求です。中性または無性の場合もあるでしょう。
友人関係や家族もそうですが、恋愛関係におけるものがもっとも顕著かもしれません。男性の身体で生まれて女性と交際していても、恋人から彼氏(男性)として扱われたくない、ということがあるかもしれません。
こちらは上記の、身体の違和感の有無とは異なるかと思います。

表現したい性

周りにどう扱われたいか、ということと、どう表現したいか、ということは別です。
男性的な見た目をし、男性の身体であっても、恋人との関係で男性的な役割をのぞむとは限りません。
表現という中にも、外見(服装や髪形など)と内面(言葉づかいなど)でさらに分けられます。

最後に

性自認と一言で言っても、それをどのような要素で考えているのか、気になったためまとめてみました。
「私は男(女)です」と言っているストレートの人も、なぜそうであると言えるのか、上記の側面から、考え直してみると、程度はあれど性別違和を感じる人は多いかもしれません。

世界一LGBTに優しい国、オランダ

米リサーチ会社ギャラップが実施した「自分の住む国がLGBTにとって暮らしやすいか?」を聞いた国際世論調査結果でオランダが1位にランクインしました。

83%の同性愛者が暮らしやすいという驚くべき結果が出ました。ランキングの上位は欧州各国が連なり、アフリカ各国が下位に並ぶといった結果で、日本は全123か国中50位でした。
今回はそんな「世界一LGBTに優しい国」と言われているオランダでの同性婚についてのことや、その具体例を紹介していきたいと思います。

オランダの同性婚に関する現状

2000年12月に同性結婚法が成立し、2001年4月1日に同法律が施行されました。
これは世界で初めて異性同士の結婚と同じ婚姻制度を導入した例です。ただ厳密には同じといえず、財産や相続、社会保障などは異性同士の結婚と同等の権利を持ちますが、海外から養子を迎えることが不可能であったり、永住権を持たない外国人はオランダで結婚できないなどの規制もあります。
世論調査を行ったところ、現在オランダの国民の85%~90%の国民が同性婚を支持している、毎年の結婚数75000組のうち3000組が同性婚であるという結果がでました。

同性婚の話の話からは逸れますが、オランダではカミングアウトする平均年齢は14歳と言われています。
14歳といえば、思春期の時期なので、オランダの教育機関でのLGBTの教育やサポート体制が整っていることが伺われます。

実際の様子

オランダ北部の街グローニングでギャラリーを営む、ヤンさんとサンドロさんカップルを紹介します。
二人は20代からゲイの人たちの権利獲得のための活動を続けています。2人は同性婚がオランダで施行された2001年に、お互いの家族が自然と受け入れる形で結婚しました。ヤンさんの小さな甥も、ヤンさんサンドロさんが結婚していることを誇らしく思っているようで、学校でも友達に彼らのことを男女の夫婦と同じように紹介しているそうです。
これは二人が結婚した当時の社会とは全く違っていて、子どもたちの世代が、同性婚を普通のことだと思っているようです。

他にも、電車で久々に会った男女の会話で、女性が結婚する旨を伝えた所、男性が男性と女性どっちと結婚したのか、といった会話が普通にあるということです。

日本でも渋谷区でパートナーシップ制度ができる、同性婚に関する動きが広まっていますが、オランダみたいに同性婚と異性婚を同等に見る世代が出てくるにはまだまだ時間があかかりそうです。

「LGBTに偏見はない」という人は本当に偏見がないのか

LGBT当事者orアライによるレポート。今回はLGBTと偏見についてです。

LGBTという言葉をきいたことがないひとでも、「ゲイ?私は全然偏見とかないから大丈夫だよ」という人がいます。
しかしこの台詞を聞いたことのある人は思った人もいるかもしれません、「本当にそうなのか」?
今回は偏見を持っている人が少ないと言われる若者に関して書きたいと思います。

「ゲイの友達が欲しい」?

ゲイやLGBTの話題になった際に、「ゲイ(LGBT)の人と友達になりたい」と答える人がいます。
その理由をきいてみると、「女の子の気持ちも男の気持ちもわかるから」「おしゃれな人が多いから」といった答えが返ってきます。
なぜそう思うのかを聞いても、はっきりとした答えは返ってきません。そのように答える人は勝手なイメージで、そのような返答をするのです。

気付かないうちに偏見を持っている

ゲイ(LGBT)だから男女両方の気持ちを理解できる、ファッションセンスに長けている。当事者の方ならよくわかるかもしれませんが、実際にそんなことはありません。
おそらく、テレビの中の有名人や、アニメや漫画などのコンテンツの中のゲイやLGBTをイメージしているからこそ、そのような間違った認識をしています。
たしかにゲイの中にもいわゆる女性的なしぐさをし、容姿も女性に近い人もいるでしょう。しかしそれはノンケの中にも存在するでしょうし、「ゲイだから」という理由にはなっていません。
特にテレビで見るLGBT当事者は、受けがいいためにかなり派手なキャラクターだったり、奇抜なファッションをしている場合が多いです。
そのような人しか目につかないために、LGBT全体がテレビの中の人と同じようであるという間違った認識を持ってしまいます。
そしてそれが、「なんか想像していたLGBTと違う」という偏見につながってしまうのです。

最後に

「全然偏見ないから大丈夫」という人の中には、本当に正しい理解をしている人もいるかと思います。
ただまだまだ、LGBTは会ったことない特別な人、と思っている人も少なくありません。
若者に寛容な人が増えた、という理由として私は2つあると思っています。
1つは、ジェンダーレスという言葉が流行ったように、男女問わずファッションが多様になったこと、もう1つは、集団への帰属意識があまりないために、他人と協調するという考えが少なくなったことです。
正しい知識を得たうえで、「まったく偏見なんてない」という人がもっと増えればいいなと思っています。

今週の記事まとめ

今週公開した記事をまとめてご紹介します!

アセクシュアルの生き方

アセクシュアルとは?
アセクシュアルを自認する人の体験談を紹介。

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LGBTインタビューvol.10 大島運輸株式会社

LGBTフレンドリー企業にインタビューする企画の10回目。
今回はLGBT当事者もドライバーとして活躍中の大島運輸株式会社にお話を聞きました。

interview

FTMの声から生まれた生理用品不要の生理用ショーツ

FTMの声から生まれたナプキンやタンポンなどが不要な生理用ショーツの紹介です。

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自治体の同性パートナーシップ制度によるLGBTの理解促進

LGBT当事者orアライによるレポート。
今回は同性パートナーシップ制度に関してです。

【LGBT理解促進】自治体の同性パートナーシップ制度

自治体の同性パートナーシップ制度によるLGBTの理解促進

LGBT当事者orアライによるレポート。今回は自治体の同性パートナーシップ制度によるLGBTの理解促進です。

日本で初めて同性カップルの権利を定めた条例、通称「パートナーシップ条例」が渋谷区で導入されてからおよそ1年半、今回はこのパートナーシップ条例について私の思う点を書いてみようと思います。

パートナーシップ制度とは?

現在日本では同性婚が認められていません。婚姻は「両性の合意に基づく」ものとされているため、男女間に限られているというのが一般的な解釈です。
国が同性婚やパートナーシップ法を定めていないことから、渋谷区をはじめとして地方自治体が独自にパートナーシップ制度を導入し始めました。
渋谷区に続き、世田谷区、三重県伊賀市、兵庫県宝塚市、沖縄県那覇市、北海道札幌市が、が要綱としてパートナーシップ制度を導入しました。
法的な拘束力はないものの、公的に同性カップルが認められることになります。
これにより保険や住居での手続きにおいて、関係を証明することが可能になるということです。

導入後の現状

最初に条例としてパートナーシップ制度を導入した渋谷区は、証明書の発行に約8万円がかかるとのことで、見込んでいたほどの利用者がいなかったという現状があるようです。
また、あくまで自治体で行っている制度のため、夫婦間が受けられる法的な制度を完全に利用することはできないのが現状です。
しかし、同性パートナーシップが公的に認められたことを受け、生命保険会社や携帯会社等が、異性カップルの男女と同じようなサービスを同性カップルにも提供し始めた現状があります。
実際に利用された数よりも、公的機関がこのような制度を定めたことにより企業が動き始めたことが、パートナーシップ制度の導入による一番大きな功績なのではないかと私は思います。

これから

では、このままパートナーシップ制度を認める自治体が増えていけばそれですべてが解決になるのか、と言えば私はそうは思いません。
同性カップルと異性カップルの受けることのできる制度の違いはまだ存在しています。
ならば、同性結婚を国として認めればいいのか、と言われれば、個人的にはそれにも疑問があります。

異性カップルを対象とした婚姻制度とは別に、同性カップル向けの制度を作るのではなく、婚姻自体を性別の限定しないものに変えてほしいと思います。
同性愛者、両性愛者の中には特別な扱いはのぞまず、他の異性愛者と同じように恋愛し、結婚し、家族と暮らしていくことをのぞむ方がいます。というよりもその考えが大多数なのではないかと思います。

同性間を対象とした特別な制度を設ける、というのがどんどん続いていけば、LGBTに否定的な人からの差別の目はなくなることはないかと思います。
本来性的指向がどうであろうと、権利は同等に持つべきです。
LGBTという言葉の認知度があがった今、婚姻に関してもいい方向に進んでいってほしいと思います。

FTMの声から生まれた生理用品不要の生理用ショーツ

アメリカの「THINX」という下着ブランドが、FTM向けのナプキンやタンポンが不要の生理用ショーツを販売しています。

商品開発のきっかけとなったのは、女性用にナプキンやタンポンが不要な生理用ショーツとして販売したところ、FTM当事者から自分たちも生理で困っているという意見があったことだそうです。

ホルモン治療を行うことで生理は止まりますが、ホルモン治療を望まない人も多くいます。
FTMにとって生理時には次のような困った点があります。

・男子トイレにナプキンの捨て場所がない
・生理用品を買いづらい
・カバンに生理用品が入っているのを見られたらどうしよう、と落ち着かない
・そもそも生理があること自体、自分が男性であることを否定されているようで精神的につらい

今回男性向け生理用パンツのモデルとなったソーヤー・ドゥビュス氏は次のように語ります。

「このようなことはあまり話題にするものでもないから、月経が男性にあることもきづかない人が大勢いる。月経はまさに女性らしいものだとみなされてしまう男らしさを剥ぎ取ってしまうものです。」
トランスジェンダー同士の集まりですら、生理のある男性のことを誰も話そうとしないといいます。というのもやはりFtMの男性にとって生理は恥ずかしいことだと思われているからです。

このような声に、「THINX」代表のミキ・アグラワル氏は下記のように答えています。

「もし私どものゴールが、こうしたタブーを打破し、生理は恥ずかしいことだという思い込みをグローバル規模でなくすことにあるならば、これは全員のためにやらなければならないことです」と述べ、今回紹介した下着を販売し始めたそうです。

トランスジェンダーの方の、細かいけれど、当事者たちにとっては重要なニーズを企業が汲み取っていけるような社会に今後なっていけばよいなと考えます。

アセクシュアルの生き方

思春期になると自然と恋愛感情を持つ人は多いですが、恋愛感情を持たない人も存在します。
このように恋愛感情がないセクシュアリティをアセクシャル(無性愛者)といいます。

今回は、アセクシュアルを自認する友人の話をご紹介したいと思います。
彼女は今まで誰に対しても恋愛感情を抱いたことがないと言います。
彼女の通う高校は校則が厳しく、恋愛が禁止されていました。
周りにも恋愛している人はおらず、恋愛をしないことが当たり前という環境ですごしていたため、自分が恋愛感情を持たないことに気が付きませんでした。

大学生になって周りが恋愛をし始め、違和感を感じるようになりました。
いわゆる「ガールズトーク」に共感ができなかったり、周りと話が合わないと感じることもありました。
「なぜ誰かを恋愛対象として好きにならないのか」と不思議に思うようになり、調べるうちにアセクシュアルというセクシュアリティがあることを知りました。

こうして自分が性的少数者であることを自認したものの、恋愛し、結婚し、子供を産むことが「普通」とされる社会で、自分はどのように生きればいいのかと悩むこともあったそうです。

そんなときに勇気を出してLGBTサークルに参加するようになり、様々なセクシュアリティの人がいること、それぞれの生き方があることを知りました。
現在はアセクシュアルである自分を受け入れ、無理をせずに自分らしく生きていくことを大切にしているそうです。

LGBTと政治後編

LGBT当事者orアライによるレポート。今回はLGBTと政治前編です。

フランス大統領選の結果が現在毎日のように報道されています。極右である国民戦線(FN)のマリーヌ・ル・ペン党首が最終候補に残った際、ある記事を見つけました。
『フランスのゲイはなぜ極右政党に投票するのか(NEWS JAPAN)』という記事です。
前編に続き、これを読んだうえで、LGBTと政治について書きたいと思います。

LGBTと政治前編

同性婚が当たり前になっていないうえでの悲しさ

同性婚が実現される前の間は、同性婚の賛否が誰に投票するかの1つの判断基準になる人がいます。
もし同性婚が実現されたなら、「また同性婚を禁止する」と言う人には投票したくない、となるだろうと思います。

しかし考えてほしいのが、「異性同士の婚姻を禁止する法律を作る!」という公約があり得るでしょうか。想像つきませんよね。
 婚姻制度は当たり前になりすぎて、禁止するかの議論にもならないわけです。つまり同性同士の結婚も異性間の結婚と同じくらいに当たり前になれば、もっと別の要因で投票することができるということです。

最後に

選挙権が18歳以上に引き下げられました。若者の投票率が低いとずっと言われています。
正直、学生であるうちは政治自体に興味を持ちにくいと思います。それはあまり身近でない、という意味です。

私が20歳ではじめて選挙に行く際注目したのが、各政党のLGBTへの態度でした。政治に対する関心もほぼなく、それ以外の面での違いもよくわからなかったため、一番身近でわかりやすい部分に注目しました。

最初のうちは、私のような例で選挙に参加するのでもいいのではないかと思います。投票しないということは、意見をもっていても意見がないのと同様です。

もちろんLGBTに関すること以外の部分にも注目してほしいですが、多くの人の意見が政治に反映され、社会全体がよくなっていってほしいと思います。