LGBT当事者もしくはアライによるレポート。今回は性自認のきっかけです。
LGBT当事者の中でも「自分がいわゆるストレートではない」と意識するタイミングやきっかけは人それぞれだと思います。
今回は自分の場合の話をしようと思います。
自分はLGBTでいうとTにあたり、MtXと自認しています。
高校時代までの自分
小さいころから赤やピンクのものを好んで選んだり、周りから「女々しい」と揶揄されることは度々ありました。
スカートを履きたいなどの女性でいたいという思いこそなかったものの、自分はいわゆる男らしい人ではないのだなということは自覚していました。
しかしそれが理由でいじめなどに発展することも特になく、自分自身の恋愛対象が女性であることもあり、特に深くセクシャュアリティについて意識することもなく過ごしていました。
学校でLGBTについての授業等も特になく、自分から進んで調べもしなかったので知識がなかった、ということもあります。
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