LGBT就活生同士で悩みを共有できた。 LGBT当事者の就活体験記

今回はNijiリクルーティングを利用したLGBT当事者による就活体験記です。

大学3年生の8月頃。
私は就職するか、留学するか、卒業後の進路に悩んでいました。

留学も視野に入れた勉強を行っていましたが、いろいろ考えた末、やはり就職しようと考えました。

本格的に就活を始めたのは大学3年生の1月末頃だったと思います。
周りの友人はすでに就活を始めていた人もいて、焦りもありました。

また、私はLGBT当事者であることもあり、自分のセクシュアリティが就活でどの程度影響するのかということが不安でした。
私の場合は、自分でオープンにしなければセクシュアリティはわかりません。

選考でセクシュアリティをオープンにするつもりはありませんでした。
しかし、入社後はどうなるのだろう?とも考えていました。

そんなときにNijiリクルーティングを知り、就活の相談をしてみました。
相談してよかったことは、自分のセクシュアリティをオープンにして相談できたことです。

前述のとおり、私は就活でも入社後もカミングアウトするつもりはありませんでした。
しかし、セクシュアリティは私の大切なアイデンティティのひとつです。

働く上でも自分らしさは大切にしたかったので、Nijiリクルーティングさんだけにはセクシュアリティをオープンにして相談していました。

結果的に私は就活ではカミングアウトしませんでしたが、ありのままの自分で相談できたことで、不安が解消されたと思います。

その他にもLGBT当事者の友人と就活の情報交換ができたこともよかったです。

就活をしていると、当然、不合格になり落ち込むこともありましたが、いろんな人と交流することで楽しく取り組めたと思います。