LGBTの住みやすさは地域格差あり?

地方は孤立する可能性が…

一方で地方にはそういった共同体が少ないので辛さや悩みを共有できることができず、孤独に感じやすいのです。

地方には、まだ「LGBT」という概念でさえ広まっていないため、自由に生活しづらく感じてしまいます。
そのため、幼いころから違和感があっても誰にも話すことができず、周りから孤立してしまいます。また、そういった人たちは大人になって仕事を始めても上手くいかないことが多いです。

地方でLGBTが住みやすくしていくには

地方でLGBTが自分らしく生きていけるようしていくためには、何が必要なのでしょうか。

そのひとつは、情報です。
LGBTに関する情報を得る機会が少ないと、LGBTについて理解する機会もなく、偏見を持ってしまう人もいます。

最近では地方自治体がLGBTに関する情報の発信や、研修を実施することも増えてきました。
また、文部科学省が昨年4月に、教職員向けのLGBTに関する資料を公表したこともあり、学校現場で子どもたちがLGBTについて知る機会も増えてきました。

地方でLGBTの当事者コミュニティを作ることは人口の面で難しいです。
しかし、LGBTアライを増やすことでLGBTが生活しやすくすることは可能なのではないでしょうか。