LGBT当事者orアライによるレポート。今回はLEGOブロックについてです。
ブロック玩具のLEGO。誰でも一度はこのブロックで遊んだことがあるのではないでしょうか?
私も小さいころ、保育園においてあったLEGOブロックで遊んでいました。LEGOの商品カタログは「男の子向け」「女の子向け」といったカテゴリー分けではなく、テーマごとに分かれています。このことを評価する声が上がっていて話題になっているのでご紹介します。
カテゴリーが性別ではなくテーマで分けられていることに触れたつぶやきが投稿されるとSNSでたちまち話題になりました。「好きや興味で選べるようになるのが一番いいよね」「そういうのもっと増えたらいいな」といった反応が寄せられたそうです。
そのような反応があったLEGO。
現在は性別ではなく、「ヒーロー編」「なかよし編」に分けているそうです。性差なくおもちゃで遊んでもらうため、自分の好きな世界を自由に作ってもらうために性別で区別することはしないとのこと。
下記のようなメッセージも発信されています。
“私たちレゴには数多くのカテゴリーや、テーマに沿ったレゴブロックがあります。年齢にあわせて、お好みに合わせて、気分に合わせて、ご自分がお好きな世界を選び、自由に創造し、遊んでいただけることを願っています”
「男の子は戦隊物のおもちゃで遊び、女の子はおままごとで遊ぶ」などのように決めつけて、おもちゃを買い与える親もいるのではないのでしょうか。自分の好きなことを性別によって制限されてしまうのはつらいことです。性差なくカテゴリー別にするという配慮は素晴らしいと思いました。幼いころから自然と「男らしさ」「女らしさ」を決めつけられて過ごしていると窮屈に感じてしまいます。このように、性別に捉われず自由に遊ばせるというのは将来にとっても大事なことだと思います。