会社説明会に参加して気づいたこと。LGBT当事者による就活体験記。

LGBT当事者もしくはアライによるレポートシリーズ。今回は、就職活動の体験記です。

私は就職活動を既に終えました。数か月にわたる就職活動を通して、私は変わったと思います。それはいい意味もあり、悪い意味もあります。その経験を、これから就職活動をする方たちへのアドバイスも含め紹介していきたいと思います。

会社に対するイメージが変わった

就職活動では、Web、会社説明会、就活イベントなど様々な機会で、会社を知る機会があります。

私は、普段愛用している商品のメーカーや、よく行く店舗を運営している会社に行ったこともあれば、今まで自分が意識したことのなかった事業を行っている会社を見に行ったこともあります。

特に今まで消費者として関わっていたメーカーや小売店の場合は、説明会や求人情報でのそのギャップに驚くことが多くあります。

ナビサイトやコーポレートサイトの情報ももちろん重要な情報源ですが、それ以上に説明会が一番印象に残りました。実際に足を運んで説明会に行っても、選考に進んだ例も進まなかった例も多くありました。

説明会は多くの場合以下のような内容で構成されます。

・会社紹介
・先輩社員の話(職種紹介)
・社長や役員からの話
・募集要項、選考フローの説明
・質疑応答、アンケートなど

現場で働く社員と直接接することができるが故に、会社の印象に大きく影響します。社長や人事の方がすごくだるそうに話していれば、それだけで受けるかどうか悩んでしまうほどです。

逆に会社の業種や規模を問わず、すごく親切で丁寧な説明会だとそれだけで魅力的な会社に見えますよね。

また、休日の数や勤務時間、福利厚生などの労働条件をデータとして見ることになるので、実際に消費者としての印象とのギャップが生まれる場合もあります。

業界によっての傾向はありますが(平日休みか休日休みかなど)、募集要項はよく見ておいて他社とよく比べた方がいいです。自社の社員を大切にできている会社が本当にいい会社ですよね。

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