就活ノウハウ講座シリーズ、今回は就活の先輩が教える自己分析についてです。
自己分析の意味
多くの学生が就活を始める際に、何から始めたらいいのか分からないと思います。
しかし、まず自分自身を見つめなおし、振り返ってみることが必要です。
面接では、面接官にいかに自分をアピールできるかが問われます。
自分が何に関心があるのか、どういう性格で、どういうふうにその会社で働いていきたいのか、はっきりと伝えられなければなりません。
自己分析は就活を始めていくうえで、最初に行わなければならないことです。
自己分析の流れ
自己分析をするにあたり、まず、自分の過去・現在・未来と順に追って振り返ってみましょう。
初めに、過去を振り返る点として、今までの学校生活において何を積極的に取り組んできたのか、何を苦手・得意だったか、どんな部活やサークルに入っていたかを考えてみましょう。
そして、現在は、何に今一番興味・関心があるのか、何に努力しているのか、今の自分を振り返ってみてください。
「今の自分はこうである」と明確に内面を語れるように、価値観や考え方を定めておく必要があります。
最後に、未来の自分を考えてみましょう。これから、職場でどのように働いていきたいのか、もし就職したらどんな人になりたいのか、将来や理想を想像してみてください。
自己分析のポイント
自己分析を行うのは、自分の今まで歩んできた道を振り返るいい機会だと思います。
また、いろいろな人生の出来事を思い出してみることで、自分の良いところやアピールできるところをたくさん見つけられます。
また、自己分析をするときには主に自分で考えることが必要ですが、友達や家族、恋人など第三者にあなたのことを聞いてみるのもいいかもしれません。
そうすることで客観的にどう思われているのかが分かって、参考になると思います。自己分析は、面接・自己PR・業界研究・ES(エントリーシート)対策・職種研究など就活におけるさまざまな過程において関わってくる大事な軸だと考えてください。自分なりに紙に書いてまとめてみたり工夫してみるのもいいと思います。
また、自己分析は就活するにあたって繰り返し行っていきましょう。
最後に
自分らしく働いていけるように、まずは自身のことを明確に理解して相手に伝えられるようにしていきましょう。
また、自己分析だけをやりすぎて企業研究や職種研究を怠らないように気を付けてください。あなたの個性や価値観を初対面の相手に上手く伝えるのは難しいと思いますが、自己分析をしっかりと行っておけば問題ありません。しっかりと自己分析を行うことが就活における第一歩になります。
参考文献:獨協大生のための就活応援ブック