セクシュアルマイノリティ/アライによるレポートシリーズ。今回は、演劇についてです。
LGBTをテーマにした映画、演劇などは数多く存在しますが、今回はLGBT当事者による劇団をご紹介します。
ゲイの劇団、「フライングステージ」
「ゲイの劇団」とカミングアウトしている劇団、「劇団フライングステージ」はゲイであることにこだわった芝居作りを続けています。
そんな劇団フライングステージが2016年11月に上演する作品は、同性婚をめぐる物語です。
劇団フライングステージ第42回公演
「Family,Familiar 家族、かぞく」×「Friend,Friends 友達、友達」
アメリカで同性婚が認められるようになり、日本でも各地でパートナーシップ制度が認められるようになった2015年。 2016年の今、同性婚をめぐる問題はどう変化したのか。パートナーとは、家族とは何か?
私たちの今を見つめ直す新作「Family,Familiar 家族、かぞく」と、昨年初演の「Friend,Friends 友達、友達」を同時上演します。日程 11月2日から11月6日
会場 下北沢 OFFOFFシアターチケットは、学生割引やペア割引もあり、その注意事項には「性別、セクシュアリテイ等、不問」の文言が。
同時上演なので、1日で新作と再演を観ることができる日もあります。http://flyingstage.cocolog-nifty.com/blog/2016/09/42familyfamilia.html
LGBT劇団演劇集団LGBTI東京
LGBTI東京は、当事者で構成された劇団です。
「演劇集団LGBTI東京」は、セクシャルマイノリティの表現者と、理解者を含むスタッフのみで構成された劇団です。客演にはストレートアライの方が含まれることもあります。舞台芸術をはじめとし、様々な表現で今までと違う本来の自分を表現していきます
前回の本公演は東京レインボープライドに協力しており、セクシュアルマイノリティに関する直接的な表現するのではなく、日常生活の中のセクマイのリアルを表現する脚本を得意としています。
当事者だからこそ作ることのできる物語を体感しに行ってみてはいかがでしょうか。
また、この劇団では劇団員・ボランティアスタッフの募集も行っています。
伝えたい想いがあるなら、演劇という形で表現してみるのも良いかもしれません。